現役サラリーマンが株式投資で生涯賃金2億円を稼いでしまった!
株式投資素人が何をきっかけに、どうやって2億円を稼いだのか・・・その方法について書かれた本です。
いつも「サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。」のブログでお世話になっているので、購入してみました。
本の紹介
題 名:「10万円から始める!割安成長株で2億円」
著 者:弐億貯男(におくためお)・・・ハンドルネームです
現役サラリーマン投資家。本業は営業職。
2002年 27歳で株式投資を始めて、2019年 43歳にして株式投資で資産2億円を構築。
株式投資本:167ページ
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2020年9月1日
本を読んで
投資について全くの素人のサラリーマンを本業とする著者が、250万円の資金をもとでに追加投資することなく、2億円の資産を築いた方法が書かれています。
著者が実際におこなって結果が出ている 割安成長株を中長期保持する投資法について、まとめられています。
文字数も多くなく、難しい単語もでてこないため 比較的読みやすい内容となっています。
主に、私のような投資初心者でも読んで理解できるような内容になっています。
内容は、以下になります。
- 割安成長株の中長期保有投資法のすすめ
- 割安成長株の見つけ方
- IPOについてとIPOと割安成長株の関係
- 割安成長株の保有テクニックや売り時の見極め方
- 株式市場での不測の事態への対処方
割安成長株を見つけ出し、利益が最大になるまで保有して資産を増やすといった内容が説明されています。
また、割安成長株の見つけ方といて以下の項目について、説明がされています。
- 【成長性】直近2~3年は「増収増益」か?
- 【割安性】PERが15倍以下か?
- 【安定性】配当性向30%以上を公約しているか?
- 【利回り】配当利回りが3%以上か?
- 【ビジネスモデル】ストック型ビジネスを展開しているか?
これらの詳しい説明は、本を読んでみることをお勧めします。
なんだか、自分でも投資で儲けることができるのではないかと ちょっと思わされてしまいました。
でもそんな甘い事ばかりではないことも、記載されていました。
最初は投資で資産を減らすこともある前提で、投資する資金を生活の余裕資金から捻出し、さらに その資金の半分で投資を行うことで、失敗した場合の補填をするといった事も記載されています。
なるべくリスクが少なくなるような投資法について、解説されています。
(信用取引を行わないなど)
また、含み損を損切りする事の大切さも全般にわたり記載されています。
この本を読むことで、株式投資初心者の心構えであったり、無理のない投資をすることであったり、言われてみると確かにと思えることも多いですが、自分で気づくのはなかなか難しい内容が書かれていると思いました。
ただ、ここで書かれていることだけでなく、実際に投資を行っていかないと技量もあがらないとのことなので、まずは投資を初めて見ることが とても重要なようです。
この内容を全て実践することで、必ず成功するわけではないと思いますが、失敗を少しでも減らすために、投資初心者の方は一読しても良いのではないしょうか。
投資を長年やっている方からは、当たり前で内容も少し物足りないかもしれませんが、初心者としては とてもためになったと思います。
「サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみました。」のブログは、毎日のように更新されています。投資成績、方法、考え方などがアップされていて、本の内容よりも多くの情報が得られると思われます。
参考になるので、一度ブログの方も読んでみると良いかもしれません。